常温亜鉛めっきZ.R.C 塗装仕様

常温亜鉛めっきZRC 塗装仕様(工場用)

塗装工程 材料名
希釈剤
塗装方法 標準使用量
(㎏/㎡)
標準膜厚
(μm)
塗装間隔
素地調整 ブラスト処理(ISO-Sa2以上) 素地調整後
直ちに
1回目 ZRC
無希釈
エアレス 0.367 54
標準12h
以降
2回目 ZRC
無希釈
エアレス 0.367 54

ZRCの乾燥皮膜厚は、1点の最低皮膜厚76μm以上
および1箇所4点の平均皮膜厚を81μm以上とする

注意事項

  1. 温度が5℃以下または湿度が85%以上の場合、または被塗面が濡れている場合、及び風が強いなど乾燥皮膜に異常が予想されるときは塗装作業を控えてください。
  2. 標準使用量は、被塗物の形状、表面状態によって異なります(ロス含まず)。
  3. 塗膜の付きにくい箇所は、先行塗りを確実に行ってください。
  4. 塗装工程2・3は、株式会社ゼットアールシー・ジャパンの仕様書をご参照ください。
  5. 塗装間隔は、以下の表をご参照ください。
気温 5℃ 10℃ 20℃ 30℃
塗装間隔 48時間 24時間 12時間 8時間

常温亜鉛めっきZRC 塗装仕様(現場用)

塗装工程 材料名
希釈剤
塗装方法 標準使用量
(㎏/㎡)
標準膜厚
(μm)
塗装間隔
素地調整 電動工具を用いた2種処理(ISO-St3以上)
赤さび・黒皮・スラグ完全除去
素地調整後
直ちに
1回目 ZRC
無希釈
刷毛 0.367 54
標準12h
以降
2回目 ZRC
無希釈
刷毛 0.367 54

ZRCの乾燥皮膜厚は、平均皮膜厚81μm以上とし、最低皮膜厚を76μm以上とする
(2回塗り)

注意事項

  1. 温度が5℃以下または湿度が85%以上の場合、または被塗面が濡れている場合、及び風が強いなど乾燥皮膜に異常が予想されるときは塗装作業を控えてください。
  2. 少量の部材及び複雑な形状の部材は、標準塗布量の1.5倍を施工ロスとみて下さい。
  3. 塗装間隔は、以下の表をご参照ください。
気温 5℃ 10℃ 20℃ 30℃
塗装間隔 48時間 24時間 12時間 8時間

※ 材料の撹拌は別容器に移して、電動撹拌機等を用いて色が均一に確認できるまで行ってください。
※ 無希釈のまま使用し、施工中の刷毛かすれが生じた場合のみ、作業性を改善させるために5%を上限とし専用シンナーで希釈することができます。
※ 溶融亜鉛めっき下地の場合、汚れや油分をシンナーで拭取り後、塗布できます。